2023年2月7日
キャッシュフローの流れを見よう①
総潜在収入のPRIの場合は、総潜在収入(GPI)と同じことなのですが、ただし、賃料差異の方は考慮しないそうです。用途によって使い分けないといけません。キャッシュフローで数年の分を考えて表を作成するなら、GPIの方を使って考えると、賃料差異を毎年設定するのは難しくなります。家賃というのは下落しますから。そもそも賃料差異を複数年度計算するのに、データというのが圧倒的に足りません。なので、賃貸人が入れ替わる期間がどれくらいなのかということを、エリアや間取りのタイプで考えないといけないと思います。賃貸人がシングルなのか、ファミリーなのかのタイプも考える必要があるでしょう。エリアごとにも物件ごとにも事情は違います。複数年度で考える場合にはPRIを用いて、シミュレーションを組んだ方が分かりやすいといえます。